犬神家の一族 (2006年版)

「角川映画」の第1回作品として76年に制作され大ヒット、過去に何度も映像化されている横溝正史・金田一耕助シリーズの一作品である「犬神家の一族」。今作は豪華キャストを迎え、市川崑×石坂浩二という30年前の映画版と監督・主演が同じコンビという組合せで完全リメイクされた作品である。
監督である故・市川崑の遺作となっている。

信州にある犬神財閥の創始者である犬神佐兵衛が天国に旅立った。
佐兵衛には腹違である3人の娘がおり、名前を松子、竹子、梅子という。そしてそれぞれには、佐清、佐武、佐智という息子がいる。さらに、犬神家の屋敷には佐兵衛の恩人の孫娘である野々宮珠世も一緒に生活をしていた。佐兵衛亡き後、全員が緊張するなかで公開されたその遺言状には、「佐清、佐武、佐智のいずれかとの結婚を条件に、犬神家の全財産を珠世に譲渡する」という一文が記されていた‥。

皆が予想だにしていなかったこの事態に、犬神家一族の間で血で血を洗う惨劇が繰り広げられていく。事件の調査を開始した名探偵・金田一耕助は、次第に犬神家の血の系譜の裏にある大きな謎を解き明かしていくのだが…。

1976年版

角川映画がブームとなった1970年代中頃〜1980年代中頃にかけての初作品であり、その後何度も作品かされた市川崑監督&石坂浩二主演による金田一耕助シリーズの第1作ということでも知られる。また、主役である「金田一耕助」を原作通りの着物姿で最初に登場させた映画としても知られている。

有名な絵柄である「波立つ水面から突き出た足」のシーンや、ジェイソンばりの不気味なマスクを纏ったスケキヨなどの印象的な場面が多く、パロディにされることは多い。主題曲「愛のバラード」(大野雄二)も有名である。
今作品は15億6千万円の配給収入を記録し大ヒット。多くの批評家や映画ファンからも高い評価と支持を受け、キネマ旬報ベストテン第5位にランクインされたほか、第1回報知映画賞作品賞などの各賞を受賞した、1970年代の名作のひとつである。

全編(part1)

全編(part2)


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